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紙とペンでできる認知症診療術 笑顔の生活を支えよう |
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山口晴保 著
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ISBN 978-4-7639-6025-2 |
B5判 330頁 2016年5月31日発行 |
定価 5,720円(税込) |
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認知症を抱えて困っている患者の数が500万人にのぼる現在,あらゆる分野の医師が認知症の診療術を理解・習得することが求められています.
本書は「認知症という困難を抱えながらも,患者本人とその家族が,笑顔で穏やかに暮らし続けていけること」を認知症医療のアウトカムと捉え,認知症がどのような原因で生じているのかを診断し,適切な薬物療法やリハ・ケア・家族指導を提供する実践医療を解説しています. 病院や診療所という現場で認知症の診断・治療・ケアを楽しく行うことで,本人や家族が困っている問題を解決し,笑顔で感謝され,医療者としてやりがいを感じることのできる方略が満載の一冊です.
第1部「認知症の初診」では,認知症に気づき,認知症かどうかを判定し,症状に基づく臨床病型に沿って治療を工夫していく過程を詳説しています. 第2部「治療とフォローアップ」では,認知症という長い経過の疾患を抱える患者本人,そして家族・介護者をどのように支えたら笑顔で穏やかな生活を継続することができるのかという,診断後の治療を解説しています. 第3部「BPSDと生活障害への対応」では,代表的な行動・心理症状(BPSD)や生活障害について,対応のヒントを紹介しています. 第4部「ステージアプローチ」では,知識を体系的に関連づけるため,ステージ(認知症の進行過程)という概念を意識しながら,認知症の医療・ケアを整理しています. 第5部「地域連携」では,昨今提唱されている「地域包括ケア」や「医療・介護連携」に照らし,地域のリソースやインフォーマルサービスを有効活用していく際のポイントを解説しています. |

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